学校の配布物に苦しむ外国人

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-00010000-nishinp-soci

2019年8月20日(火)のヤフーニュース(西日本新聞)によると、
ご存知の通り外国人の就労人口は拡大し、OECD(経済協力開発機構)加盟国のうち2015年の「1年間に移住した外国人」において日本は第4位、2018年末時点の在留外国人数は過去最多の約273万1千人だそうです。


そんな中、問題の一つとして本記事で取り上げられているのが「子供の通う学校からの配布物。

小学校に通う外国人家族は、
日本で働くために日本語も分からず転校してくるわけなので、
書類に記載されている学校の行事について内容を理解することがとても難しい現状がある。
その一方で学校の先生たちは、
既にやることがたくさんありこれ以上負担を増やすことは難しい、という現状があります。
そのような中、「日本語教育推進法」が成立し、 今後基本方針を取りまとめるが本格的な検討はこれからと、ということです。

今後より大変になる??

行政書士事務所ネクストライフの周辺地域でもこのような状況はかなり前からあります。
例えば、本人の理解があまりないままPTAの役員になった外国人のお母さんがいて 「運動会の時、私はどこで何すればいいの?」なんて言うことについて、私が書類を確認しながら答える、ということがあったりします。

また
「今後家族を日本に呼び寄せたいのだけれど、長男が重度の障害がありどこで受け入れてくれるのだろう」
というようなかなり複雑な問題もありました。
このようなことは、これから日本で当たり前のように出てくるはずで、

外国人の生活も考慮して雇用しなくてはいけない

労働者不足を補うために、これからどんどん外国人雇用が進んでいきます。

しかし、
こういった外国人の生活レベルでの問題や、更には外国人家族の個々の問題については、
ほぼ目が向けられていないのが現状です


こういった状況がどのような結果になるのか・・・
通常考えられるのが「外国人どうしのコミュニティーの形成」です。

このコミュニティーの中で

「これはこういうことだよ」
「私たちの困りごとに親切に対応してくれる、この人を紹介しよう」

なんていうコミュニティーがありますが、それだけではなく

「このやり方で家族が呼べるよ」
「このやり方で~のビザが取れるよ」


といった取りも行われます。

困りごとについては、こういったコミュニティーの中でいろいろと話されていくのですが、
「このやり方で家族が呼べるよ」「このやり方で~ビザが取れるよ」という会話がちょっと怖さがあります。

なぜなら、ビザの手続きは「彼らの経験上の話し」であって、
現在の法制度や入管の実務上の取り扱いと合致しているか疑問だからです。


「それはもはや有効ではないですよ」

そんな取り扱いをされている手続きについても
いまだに「当たり前の考え方」として話されている外国人コミュニティーはたくさんあります。

話を元に戻すと
「外国人の日本の生活、特に学校の問題」がこの記事のテーマでしたが・・・

そういう問題に積極的に対応していかないと
コミュニティーに参加する。
コミュニティーに参加することは決して悪いことではなく、仕方がないことであって、
同じ国籍、同じ言葉を話す人たちがグループを作ることはそれは自然なことです。

しかし、その一方で日本語をあまり理解していなかったり、日本の法制度を知らないために
変な方向に行ってしまう外国人も結構多い


我々は、せっかく日本に来た外国人が安全に暮らしていくため
なんとか困りごとに対応していかなければならないわけです。

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