知らなきゃ損する!?外国人労働者を募集するための4つの方法
外国人を雇用したい。
でもどうやって募集をしたらいいのかわからない。
このページでは
外国人労働者を募集するための4つの方法
を紹介しています。
基本的なことですが、この4つはおさえておくべきポイントです。
日本人を雇用するときとは『考え方』や『方法』が少し異なります。
簡単に説明してあるので、参考になれば幸いです。
目次
学校に斡旋してもらう(大学・語学学校など)
日本に留学している外国人留学生はどこかの大学、専門学校に通っています。
そして大学・専門学校には『就職課』という便利な課があります。
『就職課』にお願いして、求人を掲載してもらいます。
日本の大学生を雇用する場合と同じ方法ですが、これをやらない手はありません。
優秀な外国人がいるのは大学
大学側でも留学生の就職には積極的です。
例えば早稲田大学では早稲田大学キャリアセンターのように外国人留学生が就職活動で困る事のないように、専門ページも設けています。
(どの大学のHPを閲覧しても、ほぼ同様のページが用意されています。)
大学にとっても、日本での就職を希望する外国人留学生が
『無事に就職できること』
は大学の信用になります。
大学・外国人留学生・企業の誰にとっても有益なことです。
積極的に学校を訪問してみてはいかがでしょうか?
ハローワークを利用する
ご存知の通り、日本最大の公的な職業紹介所です。
しかし残念ながら、留学生専門の求人サイトは現在(2019.9)のところありません。
日本人の求人の中に紛れてしまうので
「英語」「中国語」「日本語能力」「グローバル人材」
などのキーワードをいれて、登録してください。
いろいろな留学生を集めるなら公的機関
ハローワークには留学生専門のサイトはありません。
専門サイトはありませんが、外国人留学生と企業のマッチングを行っている公的な機関があります。
※東京外国人雇用サービスセンターは、外国人留学生の方や専門的・技術的分野の在留資格を所持して仕事を探している外国人の方を支援する国(厚生労働省)の機関です。
留学生向け就職イベントもおこなっているのでチェックしてみてください。
求人サイト・派遣会社・紹介会社に依頼
マイナビ、リクナビ、インディード、ディスコなどたくさんの就職サイトがあります。
多くの外国人留学生が閲覧してくれる可能性がありますが、同業他社もたくさん求人を出しています。
へたをすると御社の求人が埋もれて目立たなくなる可能性も。
企業が雇用する人を見極めるように、雇用される人も企業を見極めます。
外国人留学生が御社に就職するメリットを伝えることが大切かと思います。
求人が埋もれないように気をつけて
株式会社ディスコの調査で面白いことがわかりました。
外国人留学生が就職先を選ぶ際に重視する点は、「将来性がある」が群を抜いて多く(54.6%)、2 位「給与・待遇が良い」(37.1%)、3 位「安定している」(31.0%)が続いた。
外国人留学生の就職活動状況 2018年度 調査結果(2017 年 8 月発行)
国内学生では、1 位「安定している」、2 位「将来性がある」、3 位「給与・待遇が良い」で、上位 3 位の項目は同じだが、ポイントには差がある。
「将来性」は外国人留学生の方が 10.7 ポイント高いのに対し、「安定している」は国内学生の方が 16.6 ポイント高い。
外国人留学生にとって
もっとも重視しているのは「将来性」だそうです。
将来の可能性を感じるほうに魅力を感じるというのは、日本人とちょっと違います。
求人サイトに掲載するときは気をつけるポイントです。
自社のホームページやSNSを活用する
学校・ハローワーク・民間の紹介会社に求人を出したとします。
多くの外国の学生が御社のホームページを訪れるでしょう。
そのとき外国人にも理解しやすいページであることが望ましいです。
外国人留学生の就職についてのページだけでも外国語表記を追加しておくと親切です。
SNSでも発信を!
SNSで積極的に発信する、というのも募集をするうえで有効な手段です。
外国人には外国人だけのコミュニティーがあります。
そこに届くようなメッセージが必要になります。
例えば
- 外国人留学生の採用実績
- 同じ出身国の社員の採用実績
- 採用スケジュール
- 採用予定人数
など、基礎的な採用情報でも有益な情報です。
それらの情報を発信することは
外国人の採用に熱心なことをアピールできるポイントになります。
最後に。絶対に必要なもの。
外国人留学生の雇用を考えたとき、最初にすることは日本の学生を雇用するときとほぼ同じです。
違うところは、外国人は
- 日本の文化に完全には慣れていないこと
- 日本語が完全ではないこと
などです。
これらは日本で働くうえで少なからず壁になります。
しかしもっとも重要なことがあります。
入国管理局から就労ビザを許可してもらうことです。
どれほど良い人材を採用しても、入国管理局から不許可をもらうとすべて水の泡です。
留学ビザから就労ビザへの変更は慎重に行ってください。
基本的には外国人本人が行うことになりますが、
弊所のように入国管理局申請取次行政書士が代理で行うこともできます。
入国管理局は近年の外国人労働者の増加でパンク状態です。
少しでも不備があると即不許可を出される状況です。
余計な時間とコスト、不安を省きたいときはネクストライフにお任せください。