工場で一番雇用しやすい外国人はコレを持つ方です。

工場で外国人を雇用したいのですが、どうしたらいいですか？

人手不足の今、よくいただくご質問です。

工場で外国人の雇用するにはルールがあります。
違反すると外国人だけでなく、企業も罰則を受けてしまうので慎重に採用してください。

このページでは

• 工場で一番雇用しやすい外国人

がわかるようになっています。

製造業の仕事を３つに分けてみましょう

工場で働くといっても、仕事の内容はいろいろあります。
大きく３つに分けてみました。

①事務部門　②技術部門　③現場(工場)部門

どれかにあてはまると思いますが、①②と③では必要な資格が違います。

外国人を雇用する難易度を記載してあります。

①事務部門

事務部門で外国人を雇用したいなら

『技術・人文知識・国際業務』

という就労ビザが必要になります。

雇用したい外国人が持っているスキルが、御社にとって必要と認められれば、就労ビザを取得して雇用することができます。

②技術部門

技術部門で外国人を雇用したいときも

『技術・人文知識・国際業務』

という就労ビザが必要になります。

どちらかというと理数系の方が就く仕事です。
例えば外国に工場をもっていた場合、その国の技術者を雇用できれば言葉の壁や文化の違いを乗り越えやすいです。
より生産性を上げるために、外国人であることがプラスになります。

③現場(工場)部門

現場で製造ライン工や単純労働として雇用したい場合。
必要な資格は次の2つのうち、どちらかです。

※正確には他にもありますが、“主な”2つを書きました。

その１：技能実習

技能実習とは海外から一定期間、実務研修という形で雇用されるものです。
事業協同組合を通じで受け入れています。

失踪などの問題もあり、受け入れる企業の体制を整えるのも課題となっています。

技能実習とは『技能』を学びにきているので、正確には労働者ではありません。

その２：身分に基づく在留資格

身分に基づく在留資格をもつ外国人は、就労の制限がありません。

備考：ビザ別に表にするとこうなります。

	技術・人文・国際業務ビザ	身分に基づく在留資格
事務部門	〇	〇
技術部門	〇	〇
工場部門	×	〇

技術・人文・国際業務ビザは単純労働ができません。
【身分に基づく在留資格】を持っている外国人なら、単純労働も大丈夫です。

工場で一番雇用しやすい外国人は？

ここまで読まれるとお分かりかと思いますが

工場で一番雇用しやすいのは【身分に基づく在留資格】を持つ方です。

身分に基づく在留資格をもつ外国人は、就労の制限がありません。
日本人と同じように働けると考えてもらって大丈夫です。

ネクストライフの本拠地である佐倉市にも工業団地があります。
日系ブラジル人などの定住者の方がたくさん雇用されており、もはや欠かせない存在です。

外国人ビザにはたくさんの種類があります。
その中で一番融通が利くのがこの【身分に基づく在留資格】です。

今、このページを読んでくれている方は

工場で働ける外国人を探している方

だと思います。

外国人に工場で働いてもらおうと思ったら、
【身分に基づく在留資格】を持つ外国人を採用するのが一番面倒がありません。

働く外国人の33.9%を占めています。

厚生労働省の調査によれば、【身分に基づく在留資格】が外国人労働者数全体の

33.9％

を占めています。

※「外国人雇用状況」の届出状況まとめ（平成 30 年 10 月末現在）

【資格外活動許可】を得ている外国人を雇用することもできますが、時間に制限があります。
工場で働くことを考えると、【身分に基づく在留資格】のほうが適しています。

外国人ビザに関するお問い合わせは

『知らぬ間に法律違反を犯していた』

これが一番怖いケースです。

実際、外国人を雇用することに不安を感じる企業様・経営者様も多いです。
弊所にご相談くださる企業様も最初はそのようにおっしゃっていました。

しかし今や外国人労働者は企業にとって欠かせない人材です。
心配なこと、不安なことがございましたらご相談ください。